詳しく知ろう!弁護士の仕事

意外と知られていない?弁護士の具体的な仕事

資格を得るまでの長い道のり

裁判で活躍する弁護士の姿は、多くの人に共通するイメージかもしれません。 裁判において依頼人の利益を守るために弁護活動をするのが彼らの仕事です。 日本の裁判制度では、民事裁判と刑事裁判の二種類が存在していますが、それぞれの裁判で弁護士が果たす役割は違ってきます。

当事者の利益を守る弁護士

法律の専門家である弁護士は、人々の紛争解決を手伝ったり、裁判で弁護活動を行うことを職業とします。
弁護士はなるのが大変な職業としてのイメージが強いかもしれませんが、その理由の一つが専門性の高さでしょう。
たくさんの法律がある中で、それらの条文を把握していくには多大な努力が必要です。
しかし条文を暗記しているだけでは弁護士としての仕事はつとまりません。
判例などから条文をどのように運用するのかということを学んで初めて、実践に応用できるのです。

弁護士になるためには法学部に入らなければいけないと思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
弁護士を目指すには大学卒業後に法科大学院に進む必要がありますが、法学部の学生でそういった法律家になる人は案外少なかったりします。
法科大学院を卒業することで司法試験を受ける資格が与えられるのですが、最近では法科大学院に進まない人にも、その資格を得るための予備試験という制度が設けられています。

大変な試験勉強を終えて無事合格した未来の弁護士ですが、最後の試練が待ち受けています。1年間の司法修習を経て実践の場で経験を積んだのち、初めて弁護士となれるのです。

このように弁護士になるまでの道のりは長く、大変な忍耐力が必要といえるでしょう。
それに加え、人々の相談に真摯に向き合う人間性も求められます。
仕事に求められるハードルも高いですが、その分やりがいを感じられる職業であるといえます。

法律相談を依頼する

裁判で活躍する弁護士といっても、私たちが実際に裁判に関わる機会は少ないでしょう。 むしろ私たちは法律相談などで弁護士と関わる機会のほうが多いかもしれません。 様々な法律上のトラブルを、依頼者とコミュニケーションをとりながら解決していくというのが、弁護士の仕事のもう一つのスタイルです。

多岐にわたる弁護士の仕事

かつては弁護士が一人しかいないあるいは一人もいないというような「ゼロワン地域」というものが存在しました。 最近では弁護士の数も増え、そのような地域も解消されてきましたが、逆に仕事にありつけない弁護士の数も多くなっています。 そのようななか、弁護士の活躍の仕方も多様化しつつあります。